松下幸之助の言葉に「主体変容」と言う言葉があります。

「整心(メンタル)コース」で色々な悩みをお聞きしていると

「あの人の・・・が気にくわない」
「あの人が・・・してくれていたら」
「あの人がもう少し・・・に目を向けてくれたら」
「なんであの人は・・・ができないんだろう」
と他人を批判し他人にこうなってくれたらと望みます。

また
「あの時こうしてくれたら」
「あの事さえなかったなら」
と過去の出来事を否定し「ああだったら良かった」
「あの出来事さえなかったなら」と嘆きます。

しかし、その対象となる相手が望まない限り「他人を変える事は無理」です。
そして、「過去の出来事を変える事なかった事にするのも無理」です。

ではどうすればその悩みを解決しその感情を解消出来るのでしょうか?

それがまさに「主体変容の考え方」です。

他人や出来事など周りを変えるのではなく「自分が変わる事によって悩みや感情を解決したり解消して」いきます。
と言っても「いきなり自分が変わるなんて!?」「どうしてもあの人は許せない!」「あんな悲惨な出来事は絶対嫌!」と思われるかも知れません。
それは一般でよく言われている「ポジティブシンキング」のようにいい面だけを見なさい!と言うことでもありません。
あるいは「悪い事は忘れなさい!」「そんな人からは離れればいい、別れればいい!」ということでは有りません。

何故かというと自分が変わらない限りそのような「嫌な人」「嫌な出来事は」必ずまた状況や人は変わるかもしれませんが起きたり現れたりします。

何故かというとその出来事やその相手こそ人生で必要だから起きたり現れれてくるからです。
要は「あなたらしく生きる為」に必要な人だったり必要な出来事だったとも言えます。

この意味が理解でき問題自体が無かった事に氣付きます。
そしてここにエネルギーを注ぐのではなく肩の荷を下ろして
本来やりたかった事にエネルギーを注ぐ事が出来るようになります。

これを行っているのが「整心コース」「ディマティーニ・メソッド」セッションです。
おさまらない感情でお困りの方はぜひ受けてみてください。