学習や記憶のメカニズムに「報酬と罰」そして「扁桃体」が大きく関わっています。
そして学習のベースとして「皮質」(意識的体験)と「皮質下」(生命活動における脅威と危険を大雑把に監視)の記憶システムです。

またこれら2つの異なった学習タイプを生み出し、
一つは「感覚入力」から「一次感覚野」に伝わるもの。
そして「海馬」によって同じタイプの以前の情報と照らし合わせて処理され意識上につながる「事実」として蓄えます。

もう一つは、脳のもっと奥にある「皮質下」領域を基盤として記憶の保存と呼び出しの中枢ユニットとして「扁桃体」があります。
外界の大雑把な知覚のみ「扁桃体」に伝わります。そして脅威と危険に対する「早期警報システム」として機能していて共に「感情記憶」を作ります。
これは「皮質下潜在意識」です。

「恐怖をベースとした学習(感情記憶)」は脳の奥の意識外の「皮質下」でほぼ永久的に保存されます。
「喜びをベースとした学習(感情記憶)」は同じく脳の奥の「皮質下」で作られますがその記憶は脳の表面にある「皮質」で保存されます。

この恐怖ベースで作られた「感情学習と記憶」は意識的な欲求を上書きするという事です。
ある特定の学習がたった一度の「恐怖ベースの記憶」や「不安感」とリンクされていると「脳の統合」を失うという事です。

このように「恐怖ベースの記憶」を潜在意識の中で持ち続けている限りそれが活性化されればいつでも私たちの学習を妨害したり脳の統合をシャットダウンしてしまう可能性を持っています。
この「恐怖ベースの記憶」は永久的のようなので意図的に消し去る事は難しいとされています。

STB(Simply the Brain)、LEAPではこの「扁桃体」を介して恐怖ベースの感情記憶にアクセスしてバランス調整するフォーマットシステムを開発しました。

ご興味ある方は
キネシオロジー・アカデミー主催の
STB(Simply the Brain)、LEAPセミナーをご覧ください。