「末梢神経障害」では脊髄から四肢に走る神経が筋、骨、筋膜、腱、関節包などで圧迫や伸長を受けて知覚、運動障害起こします。
腕では
・頸椎椎間関節
・胸郭出口(斜角筋、肋鎖間、小胸筋)
・肩甲切痕
・筋肉の過緊張(前鋸筋、大胸筋、小胸筋、烏口腕筋)
・四角間隙
・尺骨橈骨間
・深指屈筋、長母指屈筋と骨間膜の間、浅指屈筋の線維束弓
・回外筋
・手根菅内
・尺骨神経菅部
などで圧迫を受けます。
また「ダブルクラッシュ症候群」「リバースダブルクラッシュ症候群」という複数の箇所での神経圧迫による障害もあります。この場合単一では出ない症状でも複数の圧迫で出る事もあります。
この時あるいはこの前に「血管圧迫」が起きている可能性があります。
この血流障害が症状を起こしている可能性もありますのでこの辺りも頭に入れて施術する必要があります。