私たちは自分中にあるものを他人の中に見ます。
それが自分の中にある事に気がつく事もなく。

それが嫌な事であっても良い事であっても自分の中にある事に気づかないでいる。

他人を見て忌み嫌う同じ特性が自分の中にもある事に。
他人を見て羨ましいと思う同じ特性が自分の中にもある事に。
他人を評価します。
その存在を認め愛するまで繰り返されます。

両親が自分を扱ったように自分も自分のことを扱います。
両親が非常に愛情深く私を扱ってくれていたら自分に対しても愛情深く扱います。
両親が非常に厳しく私を扱ったら自分に対しても厳しく扱います。

それでもそれを認めない限り他人にそれを見て羨ましく思ったり批判したりします。

自分が親になった時は自分が知らないことを教えることは出来ない。
子供の時に教わったやり方で最善を尽くすでしょう。

健康を崩したら他人の最も忌み嫌う感情を考えてみるといい。
それが自分の中にもありそれは両親も祖父母から受け継いだものである事を。
その自分の中にある忌み嫌う特性を愛せるようになるまで。