呼吸と腰痛と首のコリ

座りっぱなしの人で呼吸と関係している横隔膜が動かない人がいます。
息を吸うと普通は「横隔膜が横と下に広がり」ます。
しかし、緊張していると横隔膜が動かずその近くにある腸腰筋が緊張して固くなり腰痛になり、また代償として胸呼吸となり首の筋肉が緊張して凝ってしまう事が起きます。
この横隔膜、腸腰筋、首の筋肉というのは実は関係しているのです。

腰が伸びない腰痛

座りっぱなしの人の腰痛で立とうとすると腰が伸びない人を見かけます。
この原因は幾つかありますが、一つに腸腰筋(大腰筋、腸骨筋)という脚と背骨を結んでいる筋肉が
硬くなって伸ばせなくなっていると言う事が考えられます。
ここを緩ませる事が必要になります。

では何故、腸腰筋が固くなるのでしょうか?
長時間座りっぱなしで縮んだままなっている事もあります。
またこの筋肉は感情とも関係していて「恐れ」「恐怖」「緊張」などの感情、交感神経とも
関係している事が分かっています。

 

腕の症状

腕や手に向かっている神経のどこかで圧迫を受けたり伸ばされたりして症状が出ます。

考えられる場所は
・首の骨の間
・首の筋肉
・鎖骨と肋骨の間
・胸の筋肉
・肩甲骨の周り
・腕の関節
・指の筋肉
・手首の周り
などでの圧迫が考えられますのでをこの部位をよく見ていく必要があります。

またその部位は1箇所でなく複数の箇所での神経圧迫による障害もあります。
この場合単一では出ない症状でも複数の圧迫で出る事もあります。

また「血管圧迫」でこの「血流障害」が症状を起こしている可能性もありますので
見ていく必要があります。

草むしりと腰痛

よく「草むしりをやって腰を痛めました!」
と言う方が来院されます。

そこで
「どうして痛めるのか?」「どうしたらいいのか?」
実際に草むしりをやりながら
考えてみました。

原因は明らかです。
10分もこの中腰でいただけで
背中、腰の筋肉、筋膜、腱、靭帯は
伸ばされてきます。

その状態で
立ち上がろうとしても
伸ばされたまま固まってしまって
腰を伸ばすのはやっとでした。

これを「2時間ぐらいやってました!」
と言われる方がいますが
腰を痛めて当然と思われます。

それでは
そうすればいいのか?
色々試してみました?

そこで
『分かった事』は

まずは
●背中、腰を必要以上に伸ばさない!→2〜3分で身体を戻し腰をそる
ようは「逆の動き」をするという事です。
これは日常の家事、料理、仕事の動作も
ゴルフなど片側の動きをするスポーツも
全て同じです。
何事もバランスが大切です!

そして
●片側の腕だけを使わない!→右手で草むしりをしてたら左手でも行う
これもバランスですね。片側の動きに集中しないで逆側を使う事で
オーバーワークが解消されます。
これも日頃の動き動作、仕事、スポーツ
全てに言えます。

更に付け加えると
●腰、背中以外をストレッチする→胸、脇腹などがいいと思います。
縮まっている所を伸ばす。
これもバランスです。


これらは全てどんな動きにも関係していますので
ぜひこれらの考え日常にも取り入れてみてください。

 

「新型コロナウイルス+電磁波+身体」の調整

人類最大の危機と言っても大げさでは無いと言える「新型コロナウイルス」問題。そしてここから波及している経済的問題、精神的ストレス。

これらの問題から体調を崩している方も増えています。
党員としてはどのような取り組みをしているのか動画でご紹介させて頂きます。

こちらからご覧ください。

「痛みの原因」について3つの勘違い

身体の痛みについて勘違いしている人が多いと思います。

一つは
「痛みの原因が痛みの出ている部位にある」と思っている。
ですので「肩が痛い原因は肩にある」「腰が痛い原因は腰にある」と思っている人がとても多いです。
しかし、原因のほとんどがその痛みの場所ではない事がほとんどです。
ですので、きちんとそれを調べて本当に原因となっている所に対して施術していく必要があります。

二つ目は
これも非常に多いのですが「筋肉がこっている、固い所をほぐした方がいい」「筋肉のコリは緩めた方がいい」という勘違いです。
これもこっている、硬くなっているのにはちゃんとした原因があるのでその原因を取り除く事が大切です。

三つ目は
身体の痛みは決して身体が原因しているとは限らないと言う事です。
健康の三角形と言って「身体」「心(感情)」「生化学(栄養、食)」の3つはお互いに影響しあっているので、この3つのバランスを見る事が大切です。身体の痛みであったとしても、もちろん肉体も見ますがメンタル、食などの環境も合わせて見ていく必要があります。

 

背骨の調整

体の痛みや不調に対して神経の出入り口である「背骨の調整」は重要だと思います。

「背骨の調整」にも色々あります。
当院では「カイロプラクティック的な考え」の元に調整をしています。

しかし「カイロプラクティック的な考え」と言っても施術者やカイロプラクティックを学ぶ教育機関でも色々な考えの元に施術、教育をしていると思います。

・痛みがある骨に問題があると見てその骨を矯正する人もいます。
・どんな症状で来られても決まった同じ部位(骨盤や頚椎など)を矯正する人もいます。
・背骨を触って曲がっているという事で矯正をする人もいます。
・動きを見て動きの悪い骨を動くように矯正する人もいるでしょう。

背骨はご存知のように沢山の独立した骨のつながりで出来ています。
ある動きをして痛みがあったり違和感があったり動きが悪かったりした場合
その独立した骨の動きが皆均等に動いていない場合が多いです。

「ある骨はよく動く、ある骨は動かない。」

そして痛みの多くはこの「よく動く骨の周り」に症状として出る場合がほとんどであったり、
この「動く骨と動かない骨が有る事」で痛みが出る場合が多いです。

動きの悪い骨の代償として「動きすぎる骨」を作ってしまっていると考えます。そしてそれが積み重なってその差がどんどん大きくなっていきます。

と言って「動き過ぎる骨」を支えている腱や靭帯を直接強くすることはほぼ不可能です。

そこで当院ではこの動き過ぎの骨に負荷を掛けている「動きの悪い骨」を見つけ動くように矯正していく方法を取っています。

この方法は患部、痛みの場所と離れている骨を調整するので安全でなおかつ根本的な療法になります。

ご興味ある方は是非「ボディ(整体)コース」をお試しください。

整体コースの流れ(仮説と確認作業)

初回は特にクライアントさんの話をよくお聞きします。
そこに「早く確実に安全に」バランスを取る為の沢山のヒントが隠されています。
不明な点やもっとお聞きしたい事は質問させて頂きます。
そこから自分なりの「考察、推測、仮設」をたてます。
これをフィードバックする事で新たな情報や詳細を頂ける場合もあります。
そして同意の上で「大まかな方向性」が決まります。
そこから、次は「身体のテスト」に入っていきます。

姿勢(骨格、筋肉)、動き、可動域、神経学的テスト、東洋医学的テスト などをして更に情報を集めクライアントさんに質問したりフィードバックします。

ここから調整に入りますが常に「調整前と後での確認」をしながら進めていきますますのでテストは最後まで続きます。

今日来られたクライアントさんもご自分から「ちょっと話させてください」と言う一言から、
これまでの経過をポイントを押さえて話してくださいました。

そこには話されなかったら、遠回りしてしまっていたり余計な事をしてしまっていただろう事など重要なヒントが沢山隠されていました。

後はこの推測から「仮説を立て」実際の身体の状況が一致するか見ていきます。

姿勢を見ても大きな歪みは有りません、筋肉の弱化や硬結は有ります。
可動域の大きな制限、特定の動作による痛みの発症も見当たりません。

それでも症状が出ている限り何処かにアンバランスはあるはずだと見つけていく作業が続きます。
幾つか見つかりました。骨盤を下方に押す力、足関節の内反、股関節の外転制限、足の何ヶ所かの圧痛が見つかりました。

これらを丁寧に「バイオメカニズム」にそって解消していきます。

占いの様に「当たるも八卦当たらぬも八卦」の様にはいきませんし、出来ません。

「当たればホームラン」の様にはいかないですが、安全に確実にバランス調整していく方法を行っていきます。

詳しくはこちらから。

痛い所が原因ではない

腰が悪いからと言って腰に原因が有るわけではない事が多々あります。
ある骨の周りが痛いからといってその骨に問題がある事は少ないです。

というのも痛みが有る骨というのは「負荷が掛かり過ぎて支えきれず(靭帯や腱が)緩んでいる」事が多いのです。

またその緩んでいるという事はどこかにその代償となっている「硬く動かなくなっている骨」があります。
そこを見つけて少しでも動きをつけてあげれば痛みが出ている部位の負担が減り痛みは消えていく事が多々あります。

これが本当のカイロプラクティックの考え方です。

ご興味ある方は「ボディコース」をご検討ください。

身体のメカニズムを見ていく

 
ここ数年「エネルギー」「メンタル、感情」が中心の施術やセッションが多くなっていくと共に反面「筋肉、骨格の構造」の大切さを強く感じる様になってきました。

そんな中、栗原DCのセミナーを受けてきました。このセミナーは1年間続きます。

【バイオメカニカル・アプローチ】
「椅子に座ってる時に痛くないけれど寝ると腰が痛い人はなぜ?」
「脚や背中や腕が疲れると首が痛くなるのはなぜ?」
「牽引したら痛くなるのはなぜ?」
「筋肉は柔らかい方がいいのか?」
「腰痛体操やストレッチで悪化するのはなぜ?」
「歩くと痛くなるのはなぜ?」
「出産後、腰の靭帯は伸びてないのか?」
「立っていると重だるい、鈍痛が出るのはなぜ?」
「痛みが出るのは骨がずれているから?」
「痛みが出るのは筋肉が硬いから?」
 
 
こんな疑問を一から解消していきます。
 
その為には
「バイオメカニクス」を知る必要があります。
分かって触るのと分からないで触るので大きな違いがあります。

そして「バイオメカニクス」が分からないと応用が効かないからです。
逆をいえば「バイオメカニクス」が分かればテクニックは無限にあります。

体の調整は「ボディ(整体)コース」で。