初回は特にクライアントさんの話をよくお聞きします。
そこに「早く確実に安全に」バランスを取る為の沢山のヒントが隠されています。
不明な点やもっとお聞きしたい事は質問させて頂きます。
そこから自分なりの「考察、推測、仮設」をたてます。
これをフィードバックする事で新たな情報や詳細を頂ける場合もあります。
そして同意の上で「大まかな方向性」が決まります。
そこから、次は「身体のテスト」に入っていきます。
姿勢(骨格、筋肉)、動き、可動域、神経学的テスト、東洋医学的テスト などをして更に情報を集めクライアントさんに質問したりフィードバックします。
ここから調整に入りますが常に「調整前と後での確認」をしながら進めていきますますのでテストは最後まで続きます。
今日来られたクライアントさんもご自分から「ちょっと話させてください」と言う一言から、
これまでの経過をポイントを押さえて話してくださいました。
そこには話されなかったら、遠回りしてしまっていたり余計な事をしてしまっていただろう事など重要なヒントが沢山隠されていました。
後はこの推測から「仮説を立て」実際の身体の状況が一致するか見ていきます。
姿勢を見ても大きな歪みは有りません、筋肉の弱化や硬結は有ります。
可動域の大きな制限、特定の動作による痛みの発症も見当たりません。
それでも症状が出ている限り何処かにアンバランスはあるはずだと見つけていく作業が続きます。
幾つか見つかりました。骨盤を下方に押す力、足関節の内反、股関節の外転制限、足の何ヶ所かの圧痛が見つかりました。
これらを丁寧に「バイオメカニズム」にそって解消していきます。
占いの様に「当たるも八卦当たらぬも八卦」の様にはいきませんし、出来ません。
「当たればホームラン」の様にはいかないですが、安全に確実にバランス調整していく方法を行っていきます。