コラム

よりよく生きる為に必要なのは。冷静な思考か?情熱的な感情か?

思考、合理性、理解力を司る「前頭葉」と感じる、反応する、連想する「深部辺縁系と脳幹のサバイバルシステム間」のスイッチングです。この脳幹サバイバルシステムは過去に起きた恐怖、激怒、欲求、パニックといったサバイバルシステムと結びついています。(扁桃体ー脳幹の連想)

恐怖症がそうです。脳幹サバイバルシステムでは無害でニュートラルなものが恐怖に関連付けられてしまいます。この誤った関連付けは根強く残り時には一生涯続くこともあります。

「前頭葉の思考中枢」と「辺縁系の感覚中枢」の間でバランスを取ります。それは感情に目を向けながら社会的状況に合わせ私達の思考を調整されます。感情的になったとしても合理的に理解する精神力を駆使する事が出来ます。それによって感情を鎮める事が可能となります。

全てが上に行けば思考と合理性のみになり全てが下に行けば感情をあらわにして感情的振る舞いのみになります。

「思考のみ」で感情を感じられなくなるか「感情的になり」理解できないままになりその問題の真なる解決を妨げます。

子供時代の経験で、上手く対処出来なかったり解決策を持たないでいた「トラウマ」が有るかもしれません。生き延びる為に、自分の身を守る為に上下のスイッチングを起こし「感情を押し込めシャットダウン」しまうか「感情に蓋をして思考だけ」で行くかします。

これが生涯にわたる人間関係に影響を与えてしまう事もあります。
例えば「ある人があなたに感情的なそして精神的なつながりを求めている」時にこのスイッチングあると「思考と合理性ばかりで」「感情へのアクセスをブロック」してしまう事も起こりえます。

個人的成長にはこの両方の自分の感情を感じること、自分の考えを持つ事が必要となります。経験を理解し意識的にそれを評価する事が大切です。

スイッチングの調整は「メンタル(精神)コース」あるいは「ブレイン(脳の調整)コース」で行います。

 

左右の混乱

左右の目、耳、鼻、手足などから情報が脳に入ってきてこれらの情報が統合されて私たちは周りで起きている事を正しく認識理解出来ます。

もしこの左右をつなぐ流れがブロックされると視覚的、聴覚的統合が困難になり読み書き、計算など学習機能の実行が難しく なります。

左右のサバイバルスイッチングがあると右半身はどっち?左半身はどっち?というような左右の混乱が起きます。

例えば「左手で右耳を触れて」と言っても混乱してしまいます。
もしこの左右のサバイバルスイッチングが困らせる状況を作り問題を引き起こすと人はかなりそれを上手く代償し社会生活、人間関係をうまやり過ごすようになります。

サバイバルスイッチングにご興味ある方は
「脳の調整コース」で調べてみてください。

美容メニューは扱っていませんが、、、

「美容メニュー」は扱っていませんが。
小顔、ダイエット、脚やせ、O脚、X脚など。
健康の為、あるいは色々なバランスの乱れを調整していく過程でそのような効果が出て来る事もあります。

脳の調整、チャクラの調整、姿勢(骨盤、股関節、足関節、肋骨など)の調整、思考や感情などを調整していった結果「ウエストが細くなり」「ジーンズがすごくゆるくなりました♪」との事です。

まあ、良かったです。

宇宙とのつながりでエネルギーの流れを変える!


中医学で体の核となるエネルギーの流れに身体の正中線を流れる「任脈(にんみゃく)」と「督脈(とくみゃく)」という気の流れがあります。

任脈は体の前面を上がり督脈は体の後面を上がる。
これは二つで一つであり切り離せない存在です。

このエネルギーは体の奥で太極図(陰陽図)(8の字)のような形で繋がっています。
陰の任脈の流れは督脈の流れと姿を変え、そして陽の督脈の流れは任脈の流れに姿を変えていきます。
この壮大なコアとなり途切れる事のない8の字の流れを中国人は「天界の回路(てんかいのかいろ)」と呼んでいます。

この回路は「天と個人の間のエネルギー」をつなぐからです。
西洋のホログラフィック理論が生まれる何千年前から中国人は「人と宇宙は切り離せないもの」と考えていました。

西洋医学の解剖図が手を下げているのに対して経絡図は手を上に上げています。
腕を上に上げる事によって陽の気は天から地へと流れます。

また、中医学の五行は秘儀的な伝統では五行ではなく「七行を認識していた」と言われています。

「中国の宇宙論」では、実態が無いもしくは透明な光である宇宙的精神エネルギーの「統火」(任脈、督脈)。そして宇宙的な精と神は「聖火」(心包経と三焦経)によって生理的な気の流れに姿を変えます。自律神経と内分泌系と関連しています。ここから組織的エネルギーが「主火」(小腸経と心経)によって生理的五行に流れていきます。
「木」「統火」「聖火」「主火」「土」「金」「水」の七行です。

残りの経絡は私たちの肉体、特に臓器系の生理的昨日の維持活動と関わっています。

「身体内で大極(8の字エネルギー)を作り上げる事が出来れば」それは人の内面で天と地が出会う事で「宇宙からのエネルギーが人に伝わり」同時に「肉体世界におけるエネルギーが私達の構造と機能に影響を及ぼし」「エネルギーの流れのパターンを変化」させます。

コアとなる問題がハイヤーセルフとエゴセルフとの問題の時
「私は分離している」「私はコントロール無しではOKでない」と感じ
自信がなく、自尊心や自己愛を喪失し、自分を信じることが出来なくなります。

このセッションは「脳の調整」
LEAPの中にある「天界の回路(セレスティアル・サーキット)」というセッションになります。

 

脳の統合は幼少期のストレスが関係している?!

ゲシュタルトとロジカル脳を繋ぐ脳梁は大切な役割を担っています。
もしこの脳梁がブロックしていると課題や作業に関わる様々な潜在機能を阻害してしまいます。

そしてその原因は2歳から5歳の間に起こった感情的問題だと言う研究が有ります。

何故この年頃なのか?

この年齢の子供達は初めて「自分の欲求と自分の思い通りにはいかない事」を経験し一人の人間として自我に目覚め始める頃です。これによって強い情動的感情を持つからです。

そしてこの年代の子供達は人生経験がないのでそれを解決する為の糸口を持っていいなく、またそれを物事を合理的に考えて鎮める力も持ち合わせていないからです。

この未解決のストレスを潜在脳はその時未使用の領域を見つけてこの厄介なストレスを閉じ込めてしまうと言われています。
よってこの領域は「機能的にブロック状態もしくはシャットダウン状態」となります。

 

右脳(絵をかく)、左脳(計算をする)の意識的作業であっても実際にほとんどは潜在的な脳の部位が処理をしています。

この脳梁の経路はストレスがある環境や状況で「閾値」に達すると統合を失います。
これは特定のストレッサーにさらされた時だけです。このストレッサーが取り除かれるやいなや統合状態が戻ってきます。

そしてこの経路が調整によって100%アクセスするようになれば困難に感じていたことや突然機能不全の陥ってたことがよりストレスが軽減し高い能力を発揮し機能的になりさらに効率の高いレベルで課題や作業を実行できるようになるでしょう。

脳のキネシオロジーセッションにご興味ある方は
こちらからどうぞ。

脳の統合と「脳の勘違い」

「脳の統合を阻害」する要因にゲシュタルト(芸術脳)とロジカル(論理脳)の2つの脳を橋渡ししている「脳梁(左右の脳をつないでいる線維)」のブロックがあります。

またゲシュタルト(芸術)情報がロジカル(論理)の半球に送られてしまったり、反対にロジカル(論理)情報がゲシュタルト(芸術)の半球に送られてしまう場合もあります。

ここで言う「ゲシュタルト脳」「ロジカル脳」というのは一般的に言われている「右脳」「左脳」を指している訳ではありません。その為に正確に利き手を確認する必要があります。

優先機能が大脳半球のどちらにあるか。
そして脳の奥の機能とも関わっている複雑な仕組みの入り口にすぎません。
主要な処理部位は脳の奥と言ってもいいかもしれません。

 

そしてこの原因として「脳の深いレベルでの混乱(ディープサバイバルスイッチング)」があるからとも言われています。
これによって課題を処理する際に情報が誤った大脳半球に行ってしまいます。

よく言われている混乱には「右と左」「上と下」「前と後ろ」を間違えることがあります。

・右と左が分からない
・感情と思考が合致していない
・感情的に考えすぎたり逆に思考的になりすぎたりする
・過去のストレスにとらわれている
・今に集中できない
などです。

それは文字や数字の反転などを起こします。
そして、これは生存の為(サバイバル)に必要があって起こっている
とも言われています。

そして生きる為に脅かされると感じる特定の課題や処理の時(勘違いした時)だけ
現れ働きます。

これを調べるには利き手に対してロジカル脳がどちらにあるか調べます。

そして、その影響は「問題を解決したい」という顕在意識とは裏腹に潜在意識では
「それを望んでいない」という状況(心理的逆転)を作ってしまいます。

これは全てのゲシュタルト情報がロジック処理中枢へ、そして全てのロジカル情報がゲシュタルト処理中枢へ行ってしまうことによって非常に効率の悪い処理と重大な混乱とストレスを生みます。

また「他の脳機能」にも正確な情報が伝えれなくなり深刻な学習に問題がある場合このようなケースが考えられます。

脳の調整にご興味ある方は
「脳のバランス調整」をお試しください。

恐怖をベースとした学習、喜びをベースとした学習

学習のタイプには2つのタイプがあります。

1つは「見る、読む、聞くなど」から「感覚野」に伝わり、そして「海馬」によって同じタイプの以前の情報と照らし合わせて処理され意識上につながりながら学習するタイプです。

もう1つに無意識の「扁桃体」があります。
ここでは外の大雑把な知覚のみ伝わり、そこで生きる為に脅威と危険に対する「早期警報システム」として機能しています。
またそれと共に「感情記憶」を作ります。これは「意識できない潜在意識」です。

「恐怖をベースとした学習(感情記憶)」は脳の奥の意識外の「皮質下」でほぼ永久的に保存されます。
「喜びをベースとした学習(感情記憶)」は同じく脳の奥の「皮質下」で作られますがその記憶は脳の表面にある「皮質」で保存されます。

この「恐怖ベースで作られた感情学習と記憶」は意識的な欲求を上書きする力を持っています。

ある特定の学習がたった一度の「恐怖ベースの記憶」や「不安感」とリンクされていると「脳の統合を失う」という事です。

このように潜在意識の中で持ち続けている限りそれが活性化されると、いつでも私たちの学習を妨害したり脳の統合をシャットダウンしてしまう可能性を持っています。この恐怖ベースの記憶は永遠的なようなので意図的に消し去る事は難しいとされています。

A.P.(アプライド・フィジオロジー)、LEAPではこの「扁桃体」を介して恐怖ベースの感情記憶にアクセスしてバランス調整するフォーマットシステムを開発しました。

ご興味ある方は「脳の調整コース」をお試しください。

学習障害と脳の統合

脳は感覚的にパターンを知覚し全体像を想像する、直感的な「ゲシュタルト処理」と論理的で直線的、合理的な「ロジック処理」の2つの異なったしかし補い合う処理システムを持っています。

そして機能や処理過程で脳の「優先」がどちらかにあるかも大切な要素となります。

脳は全ての機能が同じように繋がっていればいつでも一番簡単で近道で効率的な機能や経路を選びます。

そもそも「脳の統合」とは何なのか?
よく使われているが明確に定義されていません。
ゲシュタルト、ロジカル「優先」機能とそれ以外の様々な部位がシンクロし繋がっている状態を意味します。

このような状態の時最大に能力を発揮することができます。

その為にはストレスが脳のプロセスを邪魔しないレベルに保っておく必要があります。ストレスがあるレベルを超えてしまうと様々な機能に支障が出たり機能の統合が損なわれてしまいます。

脳の統合はストレスでしたりしなかったりします。

このストレスは「生きていく為のサバイバルシステム」である
外的刺激に対して戦うか逃げるかという「闘争逃走反応」から来ています。

ここに大きく関わっている脳の部位が「扁桃体(へんとうたい)」という部位になります。
そしてこの「扁桃体」は左右脳を繋ぐ脳梁(のうりょう)を直接抑制する為
脳の統合を失います。

この様な統合を失う事が学習に関係してくると思われます。

脳の統合喪失のサイクルは、ストレッサー→脳の統合喪失→失敗→不安→恐怖感→自尊心低下→自信喪失という負のストレスループを生み出します。

以下に色々な学習障害のパターンを記します。
・ADD(注意欠陥障害):ゲシュタルト優位
・ディスレキシア:ロジック優位
・学習障害:ゲシュタルト、ロジック処理の両方へのアクセス制限
・フラストレーション:ゲシュタルト、ロジック優先機能へアクセス出来ているが機能の統合が乏しい
などが見られます。

「学習」に対して困難を抱いている人の多くは生まれながらにはとても有能です。
彼らは単に「課題を果たすために必要な特定の機能にアクセス出来ない」だけなのです。

それを「集中していない」「意識を向けていない」「頑張っていない」という目で見られてしまいます。

なぜ特定の機能にアクセスできていないでいるのか本人は分かりません。
なのでただ「フラストレーション」がたまるだけでそれは「怒り」に変わりその怒りが「不適切な行動」を引き起こしてしまいます。

怒り→フラストレーション→悪化→悪い素行や態度→問題児→罰→自尊心の低下、自信のなさ→自分はバカだ→挑戦して失敗→挑戦もしなくなり傍観者となる

これを「負のストレスのループ」と言います。

脳の統合にご興味ある方は「脳の調整コース」があります。

操体法は脳にもいい!

身体の「快への動き」をするものに「操体法」というものがあります。
私も実際の施術でよく使っているので受けたことがある人は「ああ、あれか!」と
分かると思います。
私が「操体法」を初めて学んだのは開業してそれほど経っていない頃、よく覚えていませんが
1900年代あるいは2000年頃だったかもしれません。

その後安全で確実な方法としてずっと使い続けてきました。

そして最近、出版された本に「操体法を神経科学から読み解く」という本があります。
確かに「何で効果があるか?」がいまいち理解出来ませんでした。

この本を読むと私の考えとは少し違っていて
・「快」の感覚と「ゆっくり動くこと」が脳に影響する
・テンション(ストレッチ)によって抹消神経の調整になる
・力を抜くことを意識することによって普段緊張している筋肉がゆるむ
など神経学的に効果的なことが書かれていました。

これからは、ちょっとその辺を意識して使っていこうと思います。

「ボディコース」「ブレインコース」はこちらから。