タンパク質は炭水化物、脂質と合わせて三大栄養素と呼ばれています。
しかし、現在多くの人がタンパク質不足と思われます。

○タンパク質の役割は

組織(筋肉、骨、内臓、髪の毛、爪など)の成長や修復。
細菌やウイルスなどの体内環境を乱す物質が侵入した時に対応する抗体。
酸アルカリのバランス。
水分の調整。
毒素や老廃物の排泄。
など多くの大切な役割を担っています。


○タンパク質不足となると
・直接生命維持とは関係のない以下の物質が分解され不足したアミノ酸を補填するようになります。
・粘膜(腸壁、気管支膜など)
・筋肉、関節
・肌、爪、毛髪
・ホルモン
・酵素(解毒、消化、代謝と関係する器官)
*ストレスが多い人や慢性の疾患を患っている場合は更にタンパク質不足は深刻化します。

○タンパク質不足のサイン
・顎関節の問題
・椎間板の問題
・歯茎の問題
・むくみ、鼻水、涙目
・冷え性
・けが、傷の治りが悪い
・運動しても筋肉がつかない
・もみ返しが出やすい
・生理痛
・夜中に何度も起きる
・風邪をひきやすい
・不妊、妊娠中、出産後の問題
・不安障害
・甲状腺の問題
 などがあります。

○タンパク質の摂取量
・男性:60〜65g
・女性:50g
*肉や魚の20%
と言われています。