小脳は長年「運動を調整するセンター」であると考えられていましたが。
これは小脳の役割の3分の1でしかありませんでした。

小脳は 昔から「感情」と「メンタル」の両方に関わっているはずと言われてきましたが長年受け入れられずにきました。
1970年代の実験では攻撃的、暴力的な行動や感情を抑制できない人達が小脳の調整で通常の基本的な生活ができるようになった報告もあります。

「小脳は意図した結果と環境との関わり合いの中で認識した結果との間にあるミスマッチを探知し防止、修正します。」

ここに混乱が起きてしまうと
感情の元となっている行動 のコントロールが難しくなります。
例えば激怒して社会的に反するような行動を取ってしまうかもしれません。

 

小脳虫部は新しくより複雑に進化した辺縁系と前頭前野の発展と共に社会的、文化的な価値観が基になった感情調節をよりサポート出来るように発達しました。

より複雑になった社会や文化の中で行動を習慣や規範に合わせる重要性があり複雑な人間関係に対処して行かなければならない状況が進化させてきたようです。

小脳は私達の思考の順番を連続的で整然としてまとまった理論的な考えになるように調整します。

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