「バランス思考」と「愛と感謝」

「バランス思考」とは「ポジティブな面」と「ネガティブな面」の両面を見る事です。

こうする事によって「真実の姿」が見えてきます。

私たちはどうしても自分なりの考え方や価値観で物事を決めつけて見てしまいます。
自分の価値観に合えば「良い事」「良い人」
自分の価値観に合わなければ「悪い事」「悪い人」
と解釈します。
そしてこの解釈によって「感情」が生まれます。

また、この「偏った思考」で現実を見られないと。

よくあるのが「結婚」です。
結婚前には夢に描いていた生活ですが実際の結婚生活では、否が応でも見たくなかった面を見るようになります。
それが「現実」だからです。

また「現実は山あり谷あり」「人生色々ある事は分かっている」けれど「なぜ辛い事や悪い事ばかり起きるのか?」
あるいは「良い事って続かないのよね」「良い事があると必ずその後悪い事が起きるのよね」という方もいます。

それは辛いと捉えているネガティブな面しかみていないからです。
真実は必ず「ネガティブ面」と同じだけ「ポジティブ面」があります。
真実はこの両面があって一つが出来上がっています。
それも時間差ではなくその瞬間に同時にそれが起きています。

また「ネガティブ面にポジティブ面」を見ようとする人はいますが
「ポジティブ面にもネガティブ面」を見る事も大切です。
これが「バランス思考」です。

「ディマティーニ・メソッド」では無理に解釈を変えようとはしません。
出来事や特性の真の姿である逆面を見る事によって自然と解釈や思考が変わってきます。
そして本当にバランスが取れた時感じるのは感情が伴わない「愛と感謝」です。

ご興味ある方はこちらのメニュー料金ページから「メンタルコース」か「ディマティーニ・メソッド」セッションをどうぞ。

「社会的に文化的に生きる為」の小脳の働き


小脳は長年「運動を調整するセンター」であると考えられていましたが。
これは小脳の役割の3分の1でしかありませんでした。

小脳は 昔から「感情」と「メンタル」の両方に関わっているはずと言われてきましたが長年受け入れられずにきました。
1970年代の実験では攻撃的、暴力的な行動や感情を抑制できない人達が小脳の調整で通常の基本的な生活ができるようになった報告もあります。

「小脳は意図した結果と環境との関わり合いの中で認識した結果との間にあるミスマッチを探知し防止、修正します。」

ここに混乱が起きてしまうと
感情の元となっている行動 のコントロールが難しくなります。
例えば激怒して社会的に反するような行動を取ってしまうかもしれません。

 

小脳虫部は新しくより複雑に進化した辺縁系と前頭前野の発展と共に社会的、文化的な価値観が基になった感情調節をよりサポート出来るように発達しました。

より複雑になった社会や文化の中で行動を習慣や規範に合わせる重要性があり複雑な人間関係に対処して行かなければならない状況が進化させてきたようです。

小脳は私達の思考の順番を連続的で整然としてまとまった理論的な考えになるように調整します。

「脳の調整セッション」を受けてみたい方はこちらをご覧ください。

立ってみるか?寝てみるか?

 

検査をする時
立った状態で見るか?
寝た状態で見るか?

これらを比べると同じ部位でも歪みが違っている場合があります。

寝た状態で検査した方が正確に見られると思われがちですが
実際は「寝てみた場合はベッドで骨盤が固定されていたり正しい位置になっていたり、
うつ伏せの場合はお腹が出ていたらその分だけ持ち上がった状態を見る事になり」不正確になりがちです。

今日のセミナーでは「骨盤の歪みや動きを中心に見る方法」を学びました。

私がカイロプラクティックの学校に通っていた頃学んだものですが
改めて説明を聞くと納得感が違います。

正確に検査をしないと悪化させてしまう事もあります。
特にカイロプラクティックの矯正は最大の可動域まで持って行きそこから圧を加える事をしますので一歩間違えれば「捻挫」を作っているようなものとなります。

改めてきちんとした検査の大切さを実感しました。

安全で効果的な骨盤の調整を行っている整体コースを。

背骨の調整

体の痛みや不調に対して神経の出入り口である「背骨の調整」は重要だと思います。

「背骨の調整」にも色々あります。
当院では「カイロプラクティック的な考え」の元に調整をしています。

しかし「カイロプラクティック的な考え」と言っても施術者やカイロプラクティックを学ぶ教育機関でも色々な考えの元に施術、教育をしていると思います。

・痛みがある骨に問題があると見てその骨を矯正する人もいます。
・どんな症状で来られても決まった同じ部位(骨盤や頚椎など)を矯正する人もいます。
・背骨を触って曲がっているという事で矯正をする人もいます。
・動きを見て動きの悪い骨を動くように矯正する人もいるでしょう。

背骨はご存知のように沢山の独立した骨のつながりで出来ています。
ある動きをして痛みがあったり違和感があったり動きが悪かったりした場合
その独立した骨の動きが皆均等に動いていない場合が多いです。

「ある骨はよく動く、ある骨は動かない。」

そして痛みの多くはこの「よく動く骨の周り」に症状として出る場合がほとんどであったり、
この「動く骨と動かない骨が有る事」で痛みが出る場合が多いです。

動きの悪い骨の代償として「動きすぎる骨」を作ってしまっていると考えます。そしてそれが積み重なってその差がどんどん大きくなっていきます。

と言って「動き過ぎる骨」を支えている腱や靭帯を直接強くすることはほぼ不可能です。

そこで当院ではこの動き過ぎの骨に負荷を掛けている「動きの悪い骨」を見つけ動くように矯正していく方法を取っています。

この方法は患部、痛みの場所と離れている骨を調整するので安全でなおかつ根本的な療法になります。

ご興味ある方は是非「ボディ(整体)コース」をお試しください。

「思考のバランスを取る」メンタルコース

感情というのは「物事に対する考え方や物事への解釈」で生理現象として発火し出現します。

そして、その考え方と解釈の基準となるのが「その人独自の価値観」になります。

その人独自の価値観に合うものに対しては「受け入れストレスも なく穏やか」でいられます。
しかしその人独自の価値観に合わないものに対しては「批判的になりストレス」が生じます。

価値観は「物事を決める基準」ともなりますので人生の舵取り役であり、「価値観を知る事」は本来の自分を知る事になります。

如何に自分らしくいられるかは「その人独自の価値観に沿った生き方」をしているかによります。
それでも多くの人は本来の自分が分からないばかりか「他人や世間の価値観や常識」に生きようとします。

本来の自分である価値観を知る事、そしてその価値観を追求した先にあるビジョンを明確にし、そこに向かう目標を立てることが大切です。

また今まで起きた「人生の困難そして欠乏感」は実はこの価値観形成に関係していた事を理解する事は、更に強力に自分の中心軸からブレずに生きる為にも有効です。

この価値観を知り人生に活かす方法は沢山あります。

・信念体系を知る 〜ねばならないと〜したいの確認

・人の羨む特性が自分にもある事を知る

・価値観の変遷と成長

・なりたい自分、目標に抵抗なく近づき達成する

これらのワークを通じて今まで抱えてきたストレスを解消し、生まれてきた目的に沿った生き方が出来るようになるでしょう。

これらのワークは「メンタルコース」「ホリスティックコース」で行っています。

 

整体コースの流れ(仮説と確認作業)

初回は特にクライアントさんの話をよくお聞きします。
そこに「早く確実に安全に」バランスを取る為の沢山のヒントが隠されています。
不明な点やもっとお聞きしたい事は質問させて頂きます。
そこから自分なりの「考察、推測、仮設」をたてます。
これをフィードバックする事で新たな情報や詳細を頂ける場合もあります。
そして同意の上で「大まかな方向性」が決まります。
そこから、次は「身体のテスト」に入っていきます。

姿勢(骨格、筋肉)、動き、可動域、神経学的テスト、東洋医学的テスト などをして更に情報を集めクライアントさんに質問したりフィードバックします。

ここから調整に入りますが常に「調整前と後での確認」をしながら進めていきますますのでテストは最後まで続きます。

今日来られたクライアントさんもご自分から「ちょっと話させてください」と言う一言から、
これまでの経過をポイントを押さえて話してくださいました。

そこには話されなかったら、遠回りしてしまっていたり余計な事をしてしまっていただろう事など重要なヒントが沢山隠されていました。

後はこの推測から「仮説を立て」実際の身体の状況が一致するか見ていきます。

姿勢を見ても大きな歪みは有りません、筋肉の弱化や硬結は有ります。
可動域の大きな制限、特定の動作による痛みの発症も見当たりません。

それでも症状が出ている限り何処かにアンバランスはあるはずだと見つけていく作業が続きます。
幾つか見つかりました。骨盤を下方に押す力、足関節の内反、股関節の外転制限、足の何ヶ所かの圧痛が見つかりました。

これらを丁寧に「バイオメカニズム」にそって解消していきます。

占いの様に「当たるも八卦当たらぬも八卦」の様にはいきませんし、出来ません。

「当たればホームラン」の様にはいかないですが、安全に確実にバランス調整していく方法を行っていきます。

詳しくはこちらから。

痛い所が原因ではない

腰が悪いからと言って腰に原因が有るわけではない事が多々あります。
ある骨の周りが痛いからといってその骨に問題がある事は少ないです。

というのも痛みが有る骨というのは「負荷が掛かり過ぎて支えきれず(靭帯や腱が)緩んでいる」事が多いのです。

またその緩んでいるという事はどこかにその代償となっている「硬く動かなくなっている骨」があります。
そこを見つけて少しでも動きをつけてあげれば痛みが出ている部位の負担が減り痛みは消えていく事が多々あります。

これが本当のカイロプラクティックの考え方です。

ご興味ある方は「ボディコース」をご検討ください。

最も深刻なサバイバル・スイッチング


たぶん最も深刻なのがこの脳の「前後のスイッチング」です。
それは心理的に感情的に過去に閉じ込めてしまうからです。
私達はエゴがどうする事も出来ないトラウマと葛藤する時に「前後のサバイバルスイッチング」が起きます。

今起こっていることは顕在意識と潜在意識との両方で理解しています。
本来バランのが取れた状況であれば過去の出来事と今現在起きている事、そして感情と思考が統合されています。

例え過去の出来事が不快な出来事であってもそれは今起きている事を理解する為の「参照」でしかなく過去の出来事である事を脳は理解出来ます。

しかし、「前後のサバイバルスイッチング」がオンライン状態になってると今に居られなくなり過去の出来事がスイッチし(置きかわり)過去に起きた事が今再び起きているように理解してしまいます。
過去の経験と同じと解釈し「過去の行動にスタック」し身動きが取れなくなってしまいます。

「前後のサバイバルスイッチング」がオンラインになると全ての新しい体験が過去のトラウマ経験のレンズを通してフィルターにかけられます。
何年経ってもまた同じ事が起きるのではと思ってしまうのです。
このスイッチングが解消されるまでこれが続きます。
同じ問題が根強く残ります。

「上下のサバイバルスイッチング」そして「前後のサバイバルスイッチング」をクリアにする事によって前進できます。
過去から出て今に足を踏み入れる事が出来ます。

「脳のキネシオロジーセッション」にご興味ある方はこちらから。

身体のメカニズムを見ていく

 
ここ数年「エネルギー」「メンタル、感情」が中心の施術やセッションが多くなっていくと共に反面「筋肉、骨格の構造」の大切さを強く感じる様になってきました。

そんな中、栗原DCのセミナーを受けてきました。このセミナーは1年間続きます。

【バイオメカニカル・アプローチ】
「椅子に座ってる時に痛くないけれど寝ると腰が痛い人はなぜ?」
「脚や背中や腕が疲れると首が痛くなるのはなぜ?」
「牽引したら痛くなるのはなぜ?」
「筋肉は柔らかい方がいいのか?」
「腰痛体操やストレッチで悪化するのはなぜ?」
「歩くと痛くなるのはなぜ?」
「出産後、腰の靭帯は伸びてないのか?」
「立っていると重だるい、鈍痛が出るのはなぜ?」
「痛みが出るのは骨がずれているから?」
「痛みが出るのは筋肉が硬いから?」
 
 
こんな疑問を一から解消していきます。
 
その為には
「バイオメカニクス」を知る必要があります。
分かって触るのと分からないで触るので大きな違いがあります。

そして「バイオメカニクス」が分からないと応用が効かないからです。
逆をいえば「バイオメカニクス」が分かればテクニックは無限にあります。

体の調整は「ボディ(整体)コース」で。

 

よりよく生きる為に必要なのは。冷静な思考か?情熱的な感情か?

思考、合理性、理解力を司る「前頭葉」と感じる、反応する、連想する「深部辺縁系と脳幹のサバイバルシステム間」のスイッチングです。この脳幹サバイバルシステムは過去に起きた恐怖、激怒、欲求、パニックといったサバイバルシステムと結びついています。(扁桃体ー脳幹の連想)

恐怖症がそうです。脳幹サバイバルシステムでは無害でニュートラルなものが恐怖に関連付けられてしまいます。この誤った関連付けは根強く残り時には一生涯続くこともあります。

「前頭葉の思考中枢」と「辺縁系の感覚中枢」の間でバランスを取ります。それは感情に目を向けながら社会的状況に合わせ私達の思考を調整されます。感情的になったとしても合理的に理解する精神力を駆使する事が出来ます。それによって感情を鎮める事が可能となります。

全てが上に行けば思考と合理性のみになり全てが下に行けば感情をあらわにして感情的振る舞いのみになります。

「思考のみ」で感情を感じられなくなるか「感情的になり」理解できないままになりその問題の真なる解決を妨げます。

子供時代の経験で、上手く対処出来なかったり解決策を持たないでいた「トラウマ」が有るかもしれません。生き延びる為に、自分の身を守る為に上下のスイッチングを起こし「感情を押し込めシャットダウン」しまうか「感情に蓋をして思考だけ」で行くかします。

これが生涯にわたる人間関係に影響を与えてしまう事もあります。
例えば「ある人があなたに感情的なそして精神的なつながりを求めている」時にこのスイッチングあると「思考と合理性ばかりで」「感情へのアクセスをブロック」してしまう事も起こりえます。

個人的成長にはこの両方の自分の感情を感じること、自分の考えを持つ事が必要となります。経験を理解し意識的にそれを評価する事が大切です。

スイッチングの調整は「メンタル(精神)コース」あるいは「ブレイン(脳の調整)コース」で行います。